この約束、しっかり守ってもらうには?

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

交通事故の被害者側のサポートを中心に、
遺言作成や相続、契約書チェックなどを
担当しています。

 

 

お休みの日。

相変わらず、「言った」「言ってない」で
揉める兄弟たち。

 

 

先日、幼稚園の発表会で
年相応に可愛かった弟も、

家では兄に張り合って、
一歩も引きません。

 

 

言った言わない。

実は、多くの紛争の
原因になります。

 

 

ずるく、証拠がないから
言い逃れをしようとする人もいます。

 

 

本気で覚えていない人もいます。

中には、自分に不都合な部分だけ、
きれいに忘れてしまう人も。

なかなか厄介です。

 

 

これまで私は、
約束を裏付けるには、

お互いがサインをして、
印鑑を押していれば、

 

形式はそれほど難しくなくても
大丈夫ですよ、とお伝えすることが
多くありました。

 

 

しかし、AIの発達で、
ある程度何でも作れてしまう時代です。

少し考え方を変えた方が
よいかもしれません。

 

 

契約や合意をしっかり残そうとすると、
一つの方法が公正証書です。

 

 

公証人という公務員の立会いのもと、

法律に沿った形式で
文書を作成します。

 

 

その有効性をひっくり返すのは、
簡単ではありません。

 

 

普段は、遺言の作成で
お願いすることが多いです。

 

 

離婚の条件を公正証書に

することもあります。

 

 

公正証書の意味は、
証拠として強いだけではありません。

 

 

例えば、養育費の支払いが止まった場合。

調停や裁判を経ることなく、
強制執行ができる、という
大きなメリットがあります。

 

 

公正証書でない場合、

たとえ実印を押した離婚協議書があっても、

不払いがあれば、

 

 

まずは裁判をして、
判決を取らなければなりません。

準備から判決まで、3、4ヶ月。

 

 

その後、強制執行の手続き。

時間も労力もかかります。

 

 

養育費は、日々の生活に
直結するお金です。

止まってから動くのでは、遅いこともあります。

 

 

だからこそ、あらかじめ備えておく。

もちろん、公正証書には
手間も費用もかかります。

 

 

ですが、10年近く
続くかもしれない約束なら、

将来何があるか分かりません。

 

 

兄弟の
「言った言ってない」は、
笑い話で済みます。

 

 

しかし、大人の約束は、
そうはいきません。

 

 

しっかり形に残す。

長い目で見ると、
それが安心につながる
こともあるのです。

お問い合わせ

事務所名 澤上・古谷総合法律事務所
〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
所在地 〒650-0024
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル7階
執務時間 平日9:00〜20:00
(平日夜間、土日祝日も事前にご連絡頂ければご相談可能です。)
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