神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。
交通事故の被害者側のサポートを中心に、
遺言作成や相続、契約書チェックなどを
担当しています。
学校の教科書をデジタル化する、
そんな政府の方針が決まった、
というニュースを見ました。

この分野では、先行していた北欧の国々が、
デジタル化の影響で、学力低下が指摘され、
紙に戻る動きもある中での決定です。
ちょうど、明後日、
子どもの小学校の入学式。
親として、とても気になる話題です。
自分が子どもの頃は、
こうしたデジタル機器は、ありませんでした。
記憶するためにひたすら書き写したり、
単語カードのようなものをめくる。
そんな記憶です。
しっかり考えて、しっかり覚える。
そういう場面では、
やはり紙の教科書の方が、
向いているように感じます。
一方で、図やイラストに加えて、
動画などで補足できるのは、
デジタルの強みです。
理解を助ける補助教材としては、
とても有効だと思います。
どちらか一方ではなく、
うまく使い分けることが、
大切なのかもしれません。
弁護士の仕事でも、
デジタルの恩恵は大きいです。
大量の資料を持ち歩かずに済み、
検索もすぐにできる。
最近は、FAX中心だったやりとりも、
メールが増えてきました。
依頼者とだけだったものも
相手方ともメールでやりとりすることも増えました。
今日、高齢者のサポートのためにお願いした、
任意後見契約の公正証書も、
デジタル機器での署名になりました。
裁判手続も、電子化が進み、
訴訟で弁護士が提出する書類は、
データでの提出が義務づけられることになっています。
大きな変化の途中にいると感じます。
それでも、仕事上じっくり考えるときは、
紙に出力して、線を引いたり、書き込んだり。
複数のページを見比べるのも、
まだ紙の方がやりやすい、
そんな実感もあります。
一方で、小説などは、Kindleで
読むことも増えました。
本の保管場所を取らず、移動中でも読める。
とても便利です。
ただ、一つだけ困ることが。
「これ面白かったよ」
と誰かに貸すことができないのです。

