神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。
交通事故の被害者側のサポートを中心に、
遺言作成や相続、契約書チェックなどを
担当しています。
最近、「ウォーリーを探せ」という本に
子どもがはまっています。
本いっぱいに人や物が描かれていて、
その中から「ウォーリー」や彼の所持品を
探し出す絵本です。
昔は、もう少し簡単に
見つけられた気がするのですが、
今はなかなか見つかりません。
じっと見ていると、目がチカチカして、
少し疲れてしまいます。
老眼が近づいているのか、
年齢のせいなのか、
少し複雑な気持ちです。
一方で、子どもは元気です。
「もう見つけたよ」
「ここにいるよ」
そんな声が
次々と飛んできます。
こちらは必死に目を凝らし、
ようやく見つける感じです。
競争したり、手分けして探したり、
見つけた場所を教え合ったり。
単純な遊びですが、
一緒に過ごす時間として、
とても良い時間だなと感じています。

仕事の中でも、「探す」作業は
よくあります。
資料や書面をじっと見ながら、
少しでも有利な点がないかを探します。
書類の中に出てくる日付や住所など
見過ごしそうなところも、見過ごせません。
依頼者の説明と、書面の内容が
本当に合っているのか。
違和感がないかどうか、確認します。
ただ、これを一人で
続けていると、どうしても
私の知識や経験の範囲に
なってしまいます。
そこで、依頼者の記憶や、
専門家の知恵をお借りします。
その業界では当たり前のこと。
逆に、あまり見かけないこと。
そうした違いを一つずつ整理していきます。
証拠を丁寧に見て、
依頼者の説明を裏付けていく。
そして、一つの形にしていく。
この作業は地味ですが、
私は嫌いではありません。
むしろ、少し楽しいと感じることもあります。
依頼者の主張を強力に裏付けるものを見つけた瞬間は、
「ウォーリー」を見つけた時の喜びです。
もっとも、いつも完璧に
できているかというと、
そうではありません。
依頼者に指摘してもらって
やっと気がつくこともあります。
一人で抱えず誰かの力を借りながら、
探し続ける。
その積み重ねが、良い結果に繋がります。


