素直さと疑いの間で

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

交通事故の被害者側のサポートを中心に、
遺言作成や相続、契約書チェックなどを
担当しています。

 

 

昨日は、中小企業経営者の
勉強会でした。

経営者それぞれの実体験から、
学び合う会です。

 

 

成功した話だけでなく、
失敗したことや、
遠回りした経験も
率直に共有されます。

 

 

毎回、考えさせられる時間です。

今回は、エステサロンを経営されている方の
お話を聞きました。

 

 

思い立って開業され、
その後は順調に
経営されています。

 

 

特別な派手さ、広告宣伝のうまさはありません。

ですが、大きな要因だと感じたことがありました。

 

 

それは、「素直さ」です。

成功している先輩経営者のアドバイスを、
そのまま受け止める。

 

まずはやってみる。
余計な理屈をつけない。

その姿勢が、結果として積み重なり、
今につながっているように感じました。

 

 

ただ、この話を聞きながら、
ある言葉を思い出しました。

 

 

弁護士になったばかりの頃、
師匠に言われた言葉です。

「弁護士は、素直すぎたらあかん」

常に、本当かどうか。
違和感はないか。

 

 

懐疑的に物事を見るのが
仕事だと教わりました。

 

 

相手の説明をそのまま信じない。

書類の内容を、一度疑ってみる。

その中から、矛盾や抜け落ちをあぶり出す。

それが弁護士の役割だと。

 

 

一見すると、「素直さ」とは
真逆の姿勢です。

ひねくれているとも言えます。

 

 

ですが、仕事を続ける中で、
この二つは対立しないと
感じるようになりました。

 

 

人の話は、素直に聞く。

ただし、内容は鵜呑みにしない。

一度受け止めて、そこから疑ってみる。

 

 

素直さと、ひねくれた見方。

どちらか一方では足りません。

 

 

両方を行き来することで、
見えるものが増えていく。

 

 

もっとも、私自身が
いつもうまくできているかというと、
そうでもありません。

 

 

疑いすぎて動けなくなる
こともあります。

 

逆に、素直に信じすぎて、
後で反省することもあります。

 

 

それでも、昨日の話を聞いて、
このバランスを大切にしたいと
思いました。

お問い合わせ

事務所名 澤上・古谷総合法律事務所
〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
所在地 〒650-0024
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル7階
執務時間 平日9:00〜20:00
(平日夜間、土日祝日も事前にご連絡頂ければご相談可能です。)
オススメ弁護士業務
フォローする
タイトルとURLをコピーしました