神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。
トラブルの発生を予防して、
安心して事業、生活が送れるよう
サポートしています。
いよいよゴールデンウィーク。
本来なら、公園や川遊びで
全力で遊びたいところですが、
長男が足首を捻挫してしまい、
今日は少し控えめに。
そこで、以前からやりたいと言っていた、
ゲームセンターのメダルゲームに
行くことにしました。
私自身も、学生のころ以来、
かなり久しぶりです。
やってみて感じたのは、
このゲーム、本当によくできているな、
ということです。
あと少しでメダルがたくさん取れそう。
もう一回で当たりそう。
そんな「もう少し」が
延々と続きます。
気づけば、どんどん
手元のメダルが減り、
時間もあっという間に過ぎていく。
子どもも、私も、
すっかり夢中です。
この、のめり込ませる仕組み、
人間の本能をうまく刺激している
ものなのでしょう。
実はこれ、仕事でも
似た場面があります。
裁判の場面です。
冷静に手続きを進めていても、
相手方の主張に反応して、
つい熱くなる。
「この主張は絶対につぶしてやる」
そんな気持ちになることもあります。

個別の論点や、主張、反論に夢中になる。
これはこれで、正直楽しいです。
頭もフル回転して、アドレナリンも出る。
ただ、ふと冷静になると、
「それが通ったとして、
全体としてどれだけ意味があるのか」
と考える瞬間があります。
一つの論点で勝ったとしても、
訴訟全体の結論に
ほとんど影響がないこともある。
むしろ、そこに時間や
労力をかけることで、
全体の解決が遅れてしまう。
そんなことも少なくありません。
だからこそ、大事なのは、
常に大きな枠で物事を見ること。
そして、その枠の外に、
さらに大きな視点がないかを
考えることです。
目の前の勝ち負けだけでなく、
最終的にどんな解決が望ましいのか。
将来にどんな影響があるのか。
そうした視点を持てたとき、
「ここで和解しよう」
という判断が生まれます。
ゲームも、仕事も、
夢中になることは
悪いことではありません。
ただ、のめり込んでるな、
と客観視して、コントロールする。
より大きな枠から提案できる、
そんな冷静さと余裕を持ちたいですね。

