神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。
交通事故の被害者側のサポートを中心に、
遺言作成や相続、契約書チェックなどを
担当しています。
最近、交通事故のご相談で、
増えているのが、
「保険会社から示談書が届いたけれど、
これでいいのか不安です」
というものです。
交通事故にあった方は分かると思いますが、
治療が終わってしばらくすると、届く封筒。
示談書と、損害額の明細書。
数字と聞き慣れない言葉が並んでいます。
私も、この仕事をしていなければ、
読んでも何のことか分からないでしょう。
しかも、示談書にはサイン欄があり、
「ご確認のうえご返送ください」
と書いてあります。
質問をする前提ではない、
そんな雰囲気です。
不安にならない方が、難しい。
それが正直なところです。
ただ、このタイミング、
一人で悩んでも、答えは出ません。
分からないから、悩むのです。
ネットで調べても、
情報があふれすぎています。
基準もさまざまで、
かえって混乱することも。
偶然、賠償額が高かかった人の情報を元に、
ずっと保険会社に難しい要望を続けていた、
そういう人もいらっしゃいました。
サインしたものかどうしたものか、
悩んでいる間にも保険会社から
催促の電話が入ります。
「いかがでしょうか」
ですが、実はこのタイミング。
保険会社から届いた書類を持って、
交通事故に力を入れている弁護士に相談に行けば、
今後の見通しを立てやすいのです。
賠償金が増える可能性があるのか。
交渉を依頼するメリットがあるのか。
その場で、ある程度の方向性は
お伝えできます。
示談書にサインをしてしまうと、
やり直しはできません。
だからこそ、迷いがあるなら、
一度立ち止まる。
抱え込まず、相談する。
その方が、結果的に早く解決します。
本日ご連絡頂いた方も、
そんなタイミングで悩み、
私を見つけてくださいました。
「書類を見ながら、詳しくお聞きしますよ」
そうお伝えすると、電話越しでしたが、
どこかほっとされたような気配です。

