リスクを理解して、AIと付き合う。

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防して、

安心せいて、事業・生活が送れるよう

サポートしています。

 

 

今日、帰り道に電車に乗っていると
隣の人のスマホ画面が、

ちょうど目の高さに入ってきました。

 

 

見るつもりはなかったのですが、
どうしても目に入ります。

かなりの勢いで、職場の愚痴を
打ち込んでいる様子。

 

 

誰へのメッセージだろう、と思っていたら、

どうやらチャットGPTに
入力していたようです。

 

 

現代風の
ストレス解消なのかもしれません。

AIは、本当に身近になりました。

 

 

調べもの。文章の下書き。議事録の整理。

メール文案の作成。アイデア出し。

人手不足の中小企業ほど、
うまく使えれば、
メリットは大きいと思います。

 

 

実際、大企業ではAI導入が進む一方、
中小企業では導入率が低い、
という調査もあります。

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ただ、会社で使うなら、
気をつけるべきことも
たくさんあります。

 

 

まず、秘密情報です。

顧客名。取引先との条件。社内の人事情報。

未公表の事業計画。トラブルの詳細。

 

 

こうした情報を、何も考えずに
AIへ入力してよいのか。

そこは慎重に考える必要があります。

AIは、入力内容を学習します。

 

 

本人は、便利だから
使っているだけ。

会社のために早く仕事を
終わらせたいだけ。

 

 

それでも、入力した情報の扱いを
理解しないまま使えば、

情報漏えいのリスクになります。

 

 

次に、ハルシネーションです。

AIは、もっともらしい
間違いをすることがあります。

 

 

たとえば、契約書の条文を作らせたら、

存在しない法律名を出してくる。

古い制度を前提にした説明をする。

 

 

判例があるように見せて、
実は確認できない。

そんなこともあり得ます。

 

 

会社であれば、さらに具体的な問題になります。

AIに作らせた就業規則をそのまま使い、

実際の労働時間管理と合っていない。

 

 

AIが作ったクレーム回答をそのまま送り、

相手の怒りをさらに強める。

 

 

AIの説明を信じて、
補助金の要件を満たしていると判断し、

後から返還を求められる。

 

 

こうなったとき、

「AIがそう言ったので」

という説明は、免責にはなりません。

 

 

最終的に判断し、
使ったのは会社だからです。

 

 

だからこそ、会社でAIを導入するなら、

どういう情報を入力していいか、

AIの出力を、誰がどうチェックして、

外部に出すのか。

 

 

そうしたことを決めておく必要があります。

AIは、とても便利な道具です。

 

 

ただ、道具である以上、
使い方を間違えると、リスクになります。

 

 

使わない、ではなく、
どう安全に使うか。

人手不足の時代、
中小企業にとって、
そこが大きな分かれ目になると
感じています。

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〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
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