相続は相続人が増える前に整理する

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防して、

安心して、事業、生活が送れるよう、サポートしています。

 

 

最近、相続のご相談が増えています。

しっこり遺言を書かれたとか、

ご家族がサポートしている場合は、

スムーズに手続きが進むことも多いです。

 

 

祖父の相続ですが…となると、

孫の代にあたる人にハンコをもらわないといけないことも多く、

その人数も二桁になることもあります。

 

 

そうなるととても利害調整が大変になります。

相続の相談、気が重いですがはやめにこしたことはありません。

 

 

人は、必ずいつか亡くなります。

時期は誰にも分かりません。

だからこそ、備えが必要です。

 

 

特に、会社をつくった創業者にとって、

相続と事業承継は、
とても大きなテーマです。

 

 

会社にとっても、本人にとっても、

多くの場合、初めての承継になります。

相続と事業承継は、似ているようで少し違います。

 

 

相続は、財産のバトンです。

預金、不動産、株式などを、
誰にどう引き継ぐか。

 

 

一方で、事業承継は、
経営のバトンです。

誰が会社を引き継ぐのか。

社員や取引先、金融機関との関係を、
どうつなぐのか。

 

 

中小企業では、

この二つが強く結びつきます。

会社の株式が社長個人の財産であり、

会社と家計が、感覚として近いことも多いからです。

 

 

よくあるのが、

大きな病気をするまで、

何も対策をしてこないパターンです。

 

 

まだ元気だから。

子どもたちがそのうち話し合うだろう。

税理士さんが何とかしてくれるだろう。

 

 

そう思っているうちに、
時間が過ぎていきます。

 

 

誰にもはっきり伝えていない。

株式を誰に渡すかも決めていない。

後継者も正式には決まっていない。

 

 

この状態で相続が起きると、
会社は止まりかねません。

 

 

株式が複数の相続人に分かれる。

親族間で意見が対立する。

誰が社長を支えるのか分からない。

 

 

その結果、重要な決定ができなくなる。

金融機関や取引先が不安になる。

社員さんも、この会社は大丈夫かと心配する。

 

 

そうなると、相続問題が、
会社の経営問題に直結します。

 

 

では、いつから考えるべきか。

一つの目安は、60歳だと思います。

 

 

まだ早い、ではありません。

元気に判断できて、
周りと冷静に話せるうちに
考えることが大切です。

 

 

誰と考えるかも重要です。

顧問税理士さん。

弁護士。金融機関。

場合によっては、司法書士や保険の専門家。

 

 

それぞれ見ている視点が違います。

税金、法律、資金繰り、登記、家族関係。

一人で抱え込むには、大きすぎるテーマです。

 

 

まずは、何を持っているか。

会社の株式は誰が持っているか。

後継者候補はいるのか。

家族に
伝えているか。

そこから
整理するだけでも、
大きな一歩です。

相続も、
事業承継も、
縁起でもない話では
ありません。

大切なものを、
次に渡すための
準備です。

何となく
先送りにせず、

元気なうちに、
関係が良いうちに、
少しずつ
考えていきたい
テーマですね。

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事務所名 澤上・古谷総合法律事務所
〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
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