キャンプ用品の裁判で感じる、判決で重要なポイント

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で

弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの予防を通じて、

安心して、経営、生活ができるよう

活動しています。

 

 

 

キャンプがすきな我が家。

暖かくなってきてそろそろ
シーズン突入です。

 

 

子どもたちは外で

走り回るだけで大満足です。

親としても普段以上に会話が増え、

楽しい時間になります。

 

 

そんなキャンプ好きには
気になる裁判の話題が。

 

 

スノーピークの
「ソリッドステーク」
という有名なペグ。

 

 

固い地面でも刺さりかなり丈夫で
人気の商品です。

 

 

少し高めですが信頼して使う方も
多い印象です。

 

 

その後に登場したのが
山谷産業の「エリッゼステーク」。

 

 

同じく頑丈で価格はやや手ごろ。
支持も集めました。

 

 

それに怒ったスノーピークが
不正競争防止法に基づき
訴えを起こしました。

 

 

見た人が両者を混同して
間違って購入する。
そういう主張です。

 

 

2020年からの裁判は一

審、二審ともに
スノーピークの請求は認められず。

 

 

その後つい先日、

最高裁でも結論は変わらず
確定しました。

 

 

一つ感じるのは

丈夫なペグを作れば
ある程度は形が似てくる面もあります。

 

 

購入する側もブランドで選ぶ人
価格で選ぶ人がいます。

 

 

実際にはそれぞれ分けて
選んでいたのでしょう。

 

 

メーカーとしては悔しい思いも
あったと思います。

時間も費用もかけて育てた商品なら
なおさらです。

 

 

ただ法律上は悔しい気持ちだけで
勝てるわけではありません。

 

 

ここはとても大事ですし、

こういう場面では、依頼者に

どう伝えるか、悩ましいところです。

 

 

また、ご相談でも時々大企業相手に
勝てますかと聞かれます。

 

 

その不安はとても自然なものです。
相手が大きい会社だと、

仕組みも整い担当者も多く強そうに見えます。

 

 

ですが大企業だから常に正しい、
常に裁判に勝つ、

というわけではありません。

 

 

会社が大きくても中で判断するのは
一人ひとりの人です。

説明不足もあれば連絡ミスや
思い込みもあります。

 

 

社内ルールと法律上の評価が
違うこともあります。

 

 

本人は正しいと信じていても
法的には違う。

そういう場面は決して珍しくありません。

 

 

相手が大きいからダメ、小さいから行ける、

そういうものではないので、

最初からあきらめてはいけません。

 

持っている証拠が、主張をしっかり裏付けるか

その会社の人の感覚、ではなく、

社会一般の感覚に照らして、妥当なものか、

 

 

会社の規模ではなく、

そういうポイントが、

裁判では大切なのです。

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