分割にするか、減額にするか…

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防し

安心して、事業、生活が送れるよう

サポートしています。

 

 

今日は、経営者の勉強会に
参加してきました。

懇親会の場で広がる話も、
とても勉強になります。

 

 

今の話題は、何といっても
イラン問題の影響。

世界の出来事と、

企業活動の現場の話がつながります。

 

 

介護関係では、使い捨て手袋。

流通関係では、食品包装の資材。

建設業では、ユニットバスや
塗料関係にも、影響が出ているとのこと。

 

 

もし資材が止まれば、工事が進まない。

施主の方も困りますし、

工務店にとっても、

入金予定がずれ込み、

資金繰りや事業計画に大きく影響します。

 

 

我が家の近くでも、
何件か新築工事中の家があり、

予定通り完成するのか、
少し気になるところです。

 

 

経営者にとって、支払いを
受けられるかは、

まさに死活問題です。

 

 

私のところにも、
取引先が払ってくれない、

いわゆる債権回収
ご相談がよくあります。

 

 

その際のポイントは、
大きく3つです。

 

 

①請求の根拠があるか。

契約書。発注書。納品書。請求書。

メールでのやりとり。

 

 

こうした資料があると、

請求の土台がしっかりします。

 

 

逆に、

口頭で話した、
電話で決めた、

だけでは、

 

後から争いになったときに

心許ないです。

 

 

電話でやりとりしたのであれば、

「先ほどの電話のとおり、条件は〇〇で進めますね」

と一本メールを入れておく。

 

 

それだけでも、大きな違いになります。

 

 

②請求を拒否される理由はないか。

商品へのクレーム。

工事の不具合。納期遅れ。

 

 

そうした理由で、相手が
支払いを止めているなら、

その内容が正当かどうか、

検討が必要です。

 

 

③相手に支払能力があるか。

 

 

そして、実はこれが非常に重要です。

どれだけ証拠があり、

裁判で勝ったとしても、

 

 

相手に資力がなければ、

回収は格段にむずかしいです。

「無い袖は振れない」

という言葉どおりです。

 

 

先日、私が担当した件では、

粘り強く連絡を続けた結果、

相手方と話すことが出来たのですが、

 

 

資金繰りが苦しい、との話があり、

分割払いでの解決となりました。

 

 

場合によっては、
大きく減額しても、

早く確実に回収する方が

良いこともあります。

 

 

それも、立派な経営判断です。

請求できるか、だけでなく、

どう回収するか。

 

 

そこまで見据えて動くことが、

会社を守る大切な視点だと、

改めて感じた一日でした。

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