季節外れの台風に備える

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防して

安心して、事業・生活が送れるよう

サポートしています。

 

 

台風が発生し、日本に接近する
可能性があるというニュースを見ました。

 

 

台風6号がフィリピンの東から北寄りに進み、
6月1日から2日ごろに沖縄・奄美へ
接近する見込みとされています。
(Yahoo!天気・災害)

 

 

5月の台風。

しかも、日本への影響が
心配される進路。

 

 

普段の感覚からすると、

少し早いように感じます。

 

 

私自身も、6月の月初に
出張の予定があり、

交通機関は大丈夫だろうか、
予定どおり動けるだろうか、

少し不安になっています。

 

 

ただ、こういう時に出てくるのが、

「まだ5月だから大丈夫だろう」

という気持ちです。

 

 

これを、
”正常性バイアス”

と呼ぶことがあります。

 

 

異常なことが起きていても、

自分だけは大丈夫。

今回はそこまで大ごとにはならない。

そう考えて、対応を遅らせてしまう心理です。

 

 

これは、会社の中でもよく起きます。

例えば、小さなハラスメントの相談があった。

でも、
「冗談のノリだから」
「本人も気にしすぎだろう」
と流してしまう。

 

 

軽微なデータの修正や、
報告のずれが見つかった。

でも、
「この程度なら問題にならない」
「昔からこうしている」
と放置してしまう。

 

 

最初は、小さな違和感です。

台風でいえば、まだ遠くにある
雲のようなものです。

 

 

でも、その違和感を見過ごしていると、

ある日突然、大きな問題として
目の前に現れます。

 

 

社員の退職。

労基署への相談。

取引先からのクレーム。

SNSでの告発。

行政調査。

 

 

その段階になってからでは、
対応できることが
限られます。

 

 

台風対策も、
近づいてからでは
遅いことがあります。

 

 

窓の補強。
予定の変更。
移動手段の確認。
非常用品の準備。

 

 

早めに動くからこそ、
被害を小さくできます。

 

 

動かないでいた場合、

そのこと自体が、

非難の対象となることもあります。

 

 

会社のコンプライアンスも同じです。

小さな相談を記録する。

現場の違和感を共有する。

ルールを見直す。

外部の目を入れる。

 

 

こうした早めの対応が、
大きなトラブルの予防になります。

 

 

「まだ大丈夫」
という感覚は、

ときに会社を危うくします。

 

 

5月の台風が珍しく感じても、
実際に近づいているなら、
備えるしかありません。

 

 

会社の問題も、同じです。

小さいうちに気づく。

軽いうちに直す。

遠いうちから備える。

 

 

その積み重ねが、
会社を守りますね。

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事務所名 澤上・古谷総合法律事務所
〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
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