「山に入らない」は選べない。だからこそ「備え」を持つ。

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防して、

安心して、事業・生活が送れるよう

サポートしています。

 

 

暖かくなり、クマの被害のニュースが

相次いでいます。

そんなクマ対策の一つになるかもしれません。

 

 

クマに襲われたとき、

木の棒で命拾いした男性が、

その経験をもとに
「クマ撃退用ポール」
を開発した、というニュースです。

クマに襲われ木の棒で命拾いした男性、開発した「クマ撃退用ポール」に注文殺到…青森県警も導入
【読売新聞】 クマに襲われた経験を生かして開発された「撃退用ポール(棒)」が注目を集めている。距離を保ち身の安全を確保できるとして、岩手県岩泉町の佐藤誠志さん(59)が昨春に販売を開始して以降、県内外で800本以上売れ、クマ出没が相

 

山に行くのがレジャーなら、

危ないから行かない、

という選択もできます。

 

 

私も、キャンプ地を選ぶとき、

クマがいないエリアの方が

安心して選べます。

 

 

でも、仕事で山に入る人は、

そう簡単にはいきません。

林業、測量、警察や行政の現場対応。

 

 

山に入らないと
仕事にならない人がいます。

 

 

だからこそ、クマが怖いから行かない、
ではなく、

備えを持って山に入る。

その発想が大事です。

 

 

会社経営でいうと、

売掛金が回収できないリスクがある。

取引先が倒産するかもしれない。

約束どおり払ってくれないかもしれない。

 

 

そんな不安は、どの会社にもあります。

でも、怖いから一切取引しない、

というわけにはいきません。

 

 

ノーリスクを目指せば、
売上もゼロになります。

 

 

大切なのは、何も持たずに
山へ入らないこと。

ビジネスで言えば、
契約書や事前の与信確認が、

いわば撃退用ポールなのです。

 

 

相手の会社の登記を確認する。

同業者間での評判を聞いておく。

支払条件を契約書に明確に書く。

前金や中間金を設定する。

 

 

大きな取引では、保証人や
担保を検討する。

支払いが遅れたときの対応を、
あらかじめ決めておく。

 

 

こうした準備は、
面倒に見えます。

しかし、何か起きてから慌てるより、

はるかに会社を守ります。

 

 

債権回収の相談では、

「契約書はありません」

「口頭で決めました」

「相手を信用していました」

という話も少なくありません。

 

 

 

もちろん、信用は大切です。

信用がなければ、

取引は成り立ちません。

 

 

ただ、信用と備えは、
対立するものでは
ありません。

 

 

むしろ、長く安心して
付き合うために、

約束を形にしておく。

 

 

 

それが、契約書の役割です。

クマと出会わないのが一番です。

でも、出会う可能性があるから、

備えておく。

 

 

取引先とのトラブルも同じです。

何も起きないのが一番。

でも、起きる可能性があるから、

先に準備しておく。

 

 

予防法務とは、相手を疑うための
ものではありません。

安心して”取引”という山に
入るための道具です。

 

 

怖がりすぎず、
無防備にもならず。

自分の会社に合った

備えを持っておきましょう。

 

お問い合わせ

事務所名 澤上・古谷総合法律事務所
〈 兵庫県弁護士会 登録番号 39773 〉
所在地 〒650-0024
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル7階
執務時間 平日9:00〜20:00
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