神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で、
弁護士をしている古谷(ふるたに)です。
トラブルの発生を予防して、
安心して、事業・生活が送れるよう
サポートしています。
連休中、家族で、
滋賀県の琵琶湖博物館へ
行ってきました。
子どもは遊びたい。
しかし、外はかなり暑い。
そのバランスを考えました。
琵琶湖博物館には、
ちょっとした水族館のような
水棲生物の展示もあります。
琵琶湖に生息する魚を、
間近で見ることができ、
子どもたちも楽しそうでした。
さらに、琵琶湖が、
どのように生まれたのか、
歴史をたどる展示もあります。
思っていた以上に、
内容が充実していて、
大人にも見応えがありました。
その中で、私が、
特に気になったのは、
気候の変化についてです。
地球の歴史の中では、
寒い時期と暖かい時期が、
何度も繰り返されています。
ずっと寒いわけでも、
ずっと暖かいわけでもなく、
大きな周期があるようです。

「歴史は繰り返す」
という言葉がありますが、
会社にも似た面があります。
会社の業績にも、
調子の良い時期と、
苦しい時期があります。
仕事の依頼が増え、
売上げも利益も伸びて、
順調に見えるときがあります。
反対に、取引が減り、
思うように売上げが立たず、
苦しい時期もあります。
良い時期が続くと、
この状態がいつまでも続くと、
思ってしまいがちです。
しかし、景気が変わる。
取引先の事情が変わる。
社内で問題が起きる。
一つの出来事をきっかけに、
会社の状況が変わることは、
決して珍しくありません。
だからこそ、良い時期にこそ、
悪い時期への準備が必要です。
手元に資金を残す。
取引先を一社に頼りすぎない。
仕事の手順を共有する。
契約書を見直し、
問題になりそうな点を、
早めに整えておく。
社長や担当者が不在でも、
会社が止まらないように、
仕組みをつくっておく。
こうした準備は、
調子が良いときには、
後回しにされがちです。
問題が起きていないのに、
なぜ今、手間やお金を
かける必要があるのか。
そう感じることも、
当然だと思います。
私自身も同じです。
ただ、悪い時期に入ると、
使えるお金も時間も減り、
選べる方法も少なくなります。
雨が降ってから、
屋根の穴をふさぐよりも、
晴れた日に直す方が簡単です。
一方、苦しい時期には、
ただ耐えるだけでなく、
次への種まきも必要です。
新しい仕事を考える。
社員を育てる。
取引先との関係を深める。
すぐに結果が出なくても、
将来の良い時期を信じて、
少しずつ準備を続ける。
悪い時期には、
目の前の問題への対応で、
精いっぱいになります。
それでも、少しだけ、
未来に向けて使う時間を
残しておくことが大切です。
予防法務も、
良い時期に行う
備えの一つだと思います。
契約書や社内ルールを、
何も起きていないときに
確認しておく。
そうすれば、
状況が悪くなったときにも、
慌てずに動きやすくなります。
そういう私も、
良いときには油断し、
悪いときには落ち込みます。
先のことを考えて、
いつも準備できるほど、
立派にはできていません。
それでも、人にも会社にも、
良い時期と悪い時期がある。
そう知るだけでも違います。
晴れている日に備え、
雨の日には次の晴れを信じて、
できることを続けたいですね。


