来年も笑って会えるために

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしている古谷(ふるたに)です。

 

 

トラブルの発生を予防して、
安心して、事業・生活が送れるよう
サポートしています。

 

 

先日、大学時代の友人と、
一年ぶりに再会しました。

 

 

会った瞬間は、
とても元気そうで、
以前と変わりません。

 

 

ところが話の途中で、
「実は、この一年で」
と打ち明けてくれました。

 

 

大きな病気が見つかり、
長いあいだ、闘病していたそうです。

 

 

幸い、早い段階で
病気に気づくことができ、
大事には至りませんでした。

 

 

それでも治療には、
かなりの時間が
かかったとのことです。

 

 

元気そうな姿を見ながら、
本当によかったと
心から思いました。

 

 

同時に、健康は、
何も起きていないときほど
忘れやすいものだと感じました。

 

 

病気になった後に、
治療を始めることは
もちろん大切です。

 

 

ただ、定期的な検査で
早く見つけることができれば、
選べる治療も増えます。

 

 

さらに、治療中の収入や、
家族の生活をどう守るかも、
考えておく必要があります。

 

 

この話は、会社にもそのまま
置き換えられます。

 

 

会社も、普段は元気に
動いているように見えても、
急に止まることがあります。

 

 

社長が病気になる。
大切な社員が退職する。
大口の取引先を失う。

資金繰りが悪化する。

 

重要な契約をめぐって、
争いが起きることもあります。

 

 

特に中小企業では、
社長一人に仕事や判断が
集中していることがあります。

 

 

社長が数週間、
会社に来られなくなっただけで、
何も決められなくなる。

 

 

銀行とのやり取りも、
取引先との交渉も、
止まってしまうかもしれません。

 

 

これは人でいえば、
病気が見つかってから、
初めて健康を考える状態です。

 

 

会社にも、いわば
定期的な健康診断が

必要だと思います。

 

 

契約書に問題はないか。
会社のルールは、
今の実情に合っているか。

 

 

社長が不在のときに、
誰が何を決めるのか。
情報は共有されているか。

資金に余裕はあるか。
保険や借入れの内容は、
今の会社に合っているか。

 

 

こうした点を、
何も起きていないときに
確認しておくことが大切です。

 

 

例えば、重要な仕事を
一人だけに任せず、
手順を残しておく。

決裁できる人を決め、
取引先や銀行の情報を
共有しておく。

 

 

契約書や社内規程も、
定期的に見直しておけば、
大きな問題を防げます。

 

 

もちろん、準備をしても、
すべてのトラブルを
なくすことはできません。

 

 

それでも、早く気づき、
小さいうちに対応できれば、
会社への影響は減らせます。

 

 

問題が起きてからは、
選べる方法が
少なくなってしまいます。

 

 

何も起きていない今こそ、
会社の弱いところを知り、
少しずつ整えておく。

 

 

私自身も、
健康診断の結果が届くまで、
落ち着かないことがあります。

 

 

できれば見たくない数字も、
見ないままにしておく方が、
本当は怖いものです。

 

 

人も会社も、
元気なときにこそ、
備えをしておきたいですね。

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