神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。
トラブルの発生を予防して
安心して、事業・生活が送れるよう
サポートしています。
ワールドカップのグループリーグが
終わりました。
日本は、手堅く勝ち点を積み、
決勝トーナメントに進出しました。
ただ、次の相手はブラジル。
サッカー王国のあのブラジルです。
どうなることやら、期待と不安が半々です。
一方で、韓国はグループリーグ3位。
他のグループの結果待ちとなりましたが、
残念ながら、決勝トーナメントには
進めなかったようです。
同じ3位でも、他のグループの
結果次第で、進めるかどうかが決まる。
これはこれで、とても厳しいルールです。
もちろん、運もあります。
相手の強さ。日程。得失点差。
他会場の結果。
自分たちだけでは
どうにもならない
要素もあります。
ただ、見ていて感じるのは、
できるだけ、自分でコントロールできる
範囲を広げることが大事だということです。
勝てる試合で勝ち切る。
取れる点を取っておく。
失点を少なくしておく。
3戦目を待たずに、前の試合で
状況を有利にしておく。
そうすれば、他のチームの結果に
運命を委ねる割合は小さくなります。
仕事でも、取引先が支払ってくれない。
社員との関係が悪くなった。
契約内容で言った言わないになった。
相続で親族同士が揉めてしまった。
こうした問題が起きてから、
相手がどう出るか。
裁判所がどう見るか。
証拠が残っているか。
相手が話し合いに応じるか。
そこに委ねる部分が大きくなります。
トラブルが起きた後でも、
できることはあります。
交渉する。
証拠を集める。
調停を申し立てる。
裁判をする。
ただ、事後対応は、どうしても
相手や手続に左右されます。
時間もかかります。
費用もかかります。
精神的な負担も大きくなります。
だからこそ、
できるだけ前の段階で、
自分のコントロールできる
範囲を増やしておく。
契約書を作っておく。
議事録を残しておく。
社内ルールを
整えておく。
注意指導の記録を
残しておく。
相続について遺言書を準備しておく。
保険を見直しておく。
これらは、どれも地味です。
目の前の売上に
すぐつながるわけではありません。
でも、未来の自分を助けてくれる準備です。
忙しいと、どうしても
目の前の仕事に追われます。
今日の締切。
今日の電話。
今日のメール。
今日の面談。
それだけで一日が終わることもあります。
私自身も、まさにそうです。
仕事に追われ、このブログを書くのもぎりぎりになる。
本当は、もっと先を見て
準備した方が
よいと分かっている。
でも、なかなかできない。
だからこそ、意識だけは
持っておきたいと思います。
忙しいときほど、
少し顔を上げる。
今だけでなく、
半年後、1年後、
3年後を見る。
今の契約で将来困らないか。
今の人員体制で無理が出ないか。
今の相続準備で家族が困らないか。
今の会社のルールで、トラブルを防げるか。
そう考える時間を、少しでも作る。
未来を完全にコントロールすることは
できません。
でも、未来に起こるかもしれない
困りごとに対して、
今できる準備はあります。
他人の結果を
待つしかない状態になる前に、
自分でできることを
少しずつ積み上げておく。
私も日々、自分に言い聞かせています。

