外遊びは無理かもしれない

神戸の元町、ポートタワーの見える事務所で
弁護士をしています、古谷(ふるたに)です。

 

トラブルの発生を予防して、

安心して、事業・生活が送れるよう

サポートしています。

 

 

土曜日の鳩翁、まだ痛風で足の痛い私は、

家で留守番をしていました。

妻と子どもたちは、外遊びへ。

 

 

普段なら、私も一緒に
出かけるところですが、

今の私は、長時間歩くのは無理な注文です。

 

 

これはもう、仕方がありません。

決して、外遊びを

避けたわけではありません。

正当な留守番です。

 

 

せっかくなので、一人の時間を
楽しもうと思いました。

 

 

買ったまま、

読めていなかった小説を
取り出します。

 

 

誰にも邪魔されず、
ゆっくり読書。

これは、貴重な時間です。

 

少しずつ集中し、ようやく、
物語が面白くなってきました。

登場人物の関係も分かってきた。

 

さあ、ここからです。

 

 

その瞬間、玄関から、

ドタドタドタ。

子どもたちの大きな声が
聞こえてきました。

 

 

時計を見ると、出かけてから
まだ二十分ほどです。

早い。早すぎる…

 

 

何か忘れ物でも
したのかと思いました。

 

 

聞いてみると、

「暑すぎた」とのこと。

たしかに、子どもたちは汗だくです。

顔も真っ赤。

 

 

慌てて水を飲ませ、
エアコンの効いた部屋で
休ませました。

 

 

そして、
私の優雅な読書時間は終了。

その後は、室内ゲーム大会になりました。

 

 

私が子どもの頃は、
真夏のお昼過ぎはともかく、

それ以外の時間なら、
普通に外で遊んでいました。

 

 

むしろ、家の中にいると、

「外で遊んできなさい」

と言われたものです。

 

 

子どもは外で走る。汗をかく。

それが健康的で、当たり前だと
思っていました。

 

 

でも、今は同じ感覚では
危ないのかもしれません。

 

 

外遊びが、体を鍛える時間ではなく、

熱中症との戦いになることがあります。

 

 

昔なら大丈夫だった。

自分もそれで
育ってきた。

 

 

そう思っていても、
気温も環境も変わっています。

 

 

子どもが安全に、
体を動かせる場所や時間を、

大人が考える必要がありそうです。

 

 

これは、会社の労働環境でも
同じです。

 

 

昔は、長時間働くことが
当たり前だった。

 

 

有給休暇は、
よほどのことがなければ
取らなかった。

 

 

上司に厳しく叱られて成長した。

少々の体調不良なら、仕事に来るのが
責任感だった。

 

 

そういう時代を
経験した方も多いと思います。

 

 

相談に来られた方から、

「私は昔、もっと厳しい環境で
鍛えられました」

と言われることもあります。

 

 

今の制度や、若い社員の感覚が、
少しヌルく見える。

 

 

その気持ちも、分からなくはありません。

自分は耐えた。

自分は休まなかった。

自分は怒鳴られても辞めなかった。

 

 

だから、今の人もできるはずだ。

そう思うのは、自然なことです。

 

 

ただ、昔の常識が、
今も正しいとは限りません。

社会のルールも、
社員の価値観も、
会社に求められる責任も
変わっています。

 

 

長時間労働を根性で乗り切る。

有給を取らない人を評価する。

厳しい言葉で追い込めば伸びる。

 

 

そんなやり方を続けていると、

社員が辞める。

体調を崩す。

不満がたまる。

会社の評判が落ちる。

 

 

結局、会社、経営者自身に
跳ね返ってきます。

 

 

今の環境に合わせて
方法を変える必要があります。

 

 

今は、外の暑さも、働き方も、
昔とは違います。

環境が変わったら、判断も変える。

 

 

過去の成功体験にあぐらをかかず、
今の状況を見る。

 

 

そのためには、自分の常識を
ときどき更新することが必要です。

 

 

下の子は、もう夏休み。

上の子も、再来週から夏休み。

 

 

スーパーエルニーニョの暑い夏を、

体を動かし、遊んでもらえるよう、

親としても工夫が求められます。

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